中二病的スタイリッシュひじきアクションゲームの第二弾、
「Prototype2」が届いたので早速楽しんでおります。
因みに、アジア版でのプレイです。
早期予約でRADNETと云う物に接続するコードが付いており、
RADNETにアクセスすることでゲーム内での特典や追加チャレンジ等の要素が増えるそうです。
ただし、このコードを入力して使うには、海外タグが必要(少なくともXbox版に関しては一度海外タグで入力すればその後は日本タグでも可能。)らしい、です。
アクセスを希望してる方は気をつけましょう。
私は海外タグ作らないし、別に要らないんでほっといてるんですけど。
前作も日本版は発売になっておりませんが、今作は来るのでしょうか。
たぶん可能性は低いんじゃないかと思いますが、現在の時点はまだ日本発売未定です。
海外公式
http://www.prototypegame.com/

さて、前作は黒服フードの主人公アレックス・マーサーの清々しいまでに人間を辞めた大暴れと、
所謂中二病スピリットがこれでもかとフィーチャーされたゲーム内容に多くの人が賞賛を贈り、評価されました。
今回は内容はほぼそのままに、新主人公のHellerさんにバトンタッチ。
黒人で元軍人、パーカーのフードも被らずといった具合で、やや中二テイストは低くなってしまいました。
やはり前作位のイケメン主人公の方が邪気眼的にはそれっぽいと云うのは仕方無い事と言えます。
思うに黒人さんでそう言うのって、あまりイメージ湧かないですからね・・・スポーンかブレイドぐらいだろうか?
まあ、そんなHellerさん(名前は中二ぽいですけどね。取り敢えずHell、みたいな。)ですが、
プロローグでは前作でザコ敵キャラとして活躍した、名も無き軍人さんの一人として登場します。
ブラックライトウイルスの力により、無敵かに思える超人的能力を持ったアレックス。
前作プレイヤーであれば「Prototype」では思う存分に暴れまくっていますから、
いかに軍人さん達が虫ケラか何かの様に蹂躙され切り刻まれ分解吸収されたか、痛いほど良く知っています。
運悪く、その死神アレックスに出会ってしまうHellerさん。
この一連のウイルス騒動で妻子を亡くしているHellerさんは、家族の遺影を胸に、ただの人間では絶対に勝てない相手に立ち向かって行こうとします。
闘志こそあれ、戦闘力の差は圧倒的です。アレックスはそれこそまともに相手にすらしてくれない程。
それでも逃げ出さずに、ナイフ一本で追いかけるHellerさん、遂にフードの死神と対峙するも、結果は見えていました。
前作でプレイヤーが散々やった様に、さも簡単に止めを刺し、ウイルスの餌食にするアレックス。
ざんねん!ここでHeller軍曹の命は一巻の終わりとなった・・・・・・・
・・・と思いきや、目覚めるとそこは何処かの研究室の手術台の上。
何やら不穏な者達によって身体を弄られ、辛くも復活したかと思いきや、すかさずそいつらによって抹殺されそうになるHellerさん。
そんなことあって堪るかと、身を守ろうとしてみると、
何とアレックスが持っていたのと同じブラックライトウイルスの超人的な能力が、自分にも宿っているではありませんか!
彼はあの死に際に見たウイルスのもたらす悪魔の力を授かり、研究室から自力で脱出するのでした。
ここら辺の冒頭のくだりは、かなり改造人間的な何かを髣髴とさせてくれます。
前作でも後半には変身で強化外骨格になれましたが、
そっち方面でのアツさは今回も健在と言えましょう。
「GENTEK ゆ" る" ざ ん" !」まあ、このゲームが好きですし、前作でも語ったので敢えて細かい内容の説明は抜きにしますが、
相変わらず、スタイリッシュの地平を行く超人アクションと、人の命がゴミ屑以下になるウルトラバイオレンスぶりはズバ抜けたインパクトを持っており、
その点での魅力は、他の多くの点と同じく、前作から変わらず受け継がれています。
変わった点を挙げるとすると、
サブクエスト的な物とパワーアップの仕様が少し変わり、分かり易い感じに見直されてます。
成長は良いんですが、サブクエは数が多い割に殆ど代わり映えせず、単調な繰り返し部分を強調してると言えなくも無い。
まんま「ライオットアクト」風でやけくそ気味に多かった収集アイテムが無くなったのは朗報と言っていいでしょう。
まあ、止め時無くやっちゃうか飽きると思うかはその人次第かも。
能力のレベルアップは小気味良く、その点は気持ち良いです。
あと、操作系。
いくつかのフォームに変身を切り替えして使い分けてた前作に対し、
今回は、各種変身(刃の腕や触手腕やハンマー腕など)はひとつに統合され、ボタン毎に割り振られる形に。
これは「クライシス」と「クライシス2」の間であったのと同じ方向の変化だと思うのですが、
これによって変身の楽しさは減ってしまい、気分的な面で大変勿体無い。
使い易くしようとした変化によって、雰囲気にとっては大事な何かを失ってしまう。
そんな部分も「クライシス」と同じ轍なんじゃないかと思います。
でも、新しい触手くっつき腕は結構イイ感じです。
連発してると辺り一面が大変な事になる。
それとストーリー上の欠陥、と云う程でも無いんですが、気付いた点として、
今回の主人公が、そこそこ善人であり、妻子の復讐を願うそこそこ普通の人の感情で動いてると云うとこ。
アレックスさんはウイルスに感染して人間でなくなると共に、或る程度のタガが外れた存在として、
周囲の事など気にしない中二病ダークヒーローとして暴力的に突き進んでいきます。プレイヤーも安心して暴れさせられます。
それに対してHellerにはそこまで暴走させる根拠が無い気がする。
妻子の事も、改造手術した奴らも、ウイルスも、Hellerにとっては町を右往左往する住民をゴミの様に消滅させても良しと思わせる原因にはならないんじゃないでしょうか。
その点アレックスにはウイルス怪人になった事によって大概のモラルはどうでもよくなてしまったと云う説得力と、
だから、民間人をお咎め無く好きに攻撃したり体力回復の為だけに吸収したり出来る、と云う、
ゲームシステムの面への必然性の繋がり方が見事だったと思っています。
続編の難しさってのもありますが、そこら辺はコンセプトがやや弱まったかも知れません。
Hellerが若干でも善い人ぽい側になった事により、前作のモラルハザードぷりは気持ち翳りましたが、
無軌道な悪プレイが苦手と云う人も多く居ますから、マイナスだとは一概には言えないのかも知れません。
そんなこんなで、
新主人公で前作の主人公を追うと云うシリーズ続編、
多くの点は前作のテイストのままプレイ感を残し、若干修正を加え、遊びやすくしてあります。
いくつか有名作もあるアクション重視のGTA系ですが、
ワラワラと多くの人やオブジェクトが覆いつくす中で縦横無尽に華麗な中二アクションで暴れまくる爽快感は中々他には無く、独自性は充分です。
前作プレイヤーは是非最初のプレイでは頃合を見計らって、
「・・・やっと新しい”身体”にも慣れてきたか・・・」とか言いつつ遊んでみては如何でしょうか。