「SPORE」http://www.japan.ea.com/spore/

PCゲーとしては、やれる事の割りに比較的低スペックでも問題なく動く様で、
クリーチャークリエイターが快適に動いたので買ってプレイしてみました。
シムシリーズのウィル・ライト氏の最新作であり、集大成的な作品と言っていいでしょう。
ゲームは彗星に依って惑星上に根を下ろす、いち細胞から始まり、
肉食、草食、雑食の中から好きな様に進化していきます。
その後、進化と知性の獲得に従って他者よりも強く、複雑な生命体として生き残り、
最後には文明を持つに到って宇宙を目指すのが大まかな仕組み。
細胞からこつこつ進化を成り上がってきましたが、ついに世界を制覇して、宇宙に飛び出すのだ。

そして宇宙へ。今迄頑張ってきた星は、いち星系の中のそのまたいち惑星にすぎなかった。

そして、その星系も無数の銀河の中のひとつに過ぎなくて・・・

そんな感じで最後のステージに来る事でミクロからマクロへと、
大きなひとつの構成が伝わるようになっています。この、最後の宇宙ステージがボリュームも何もかも本命で、
それまでの面は、ここに来るまでの通過儀礼と言うか、我慢と言うか、
そんな感じなので途中のステージにゲーム的な奥深さが足りないとかライト向けとかそんなに気にする事は無い。
というか、面白いですよ。色んなゲームのいいとこ取りみたいな感じで。
各ステージは大体こんな感じになっています。
1 細胞ゲーム顕微鏡で覗いたときの様な二次元の世界での単純な2Dゲーム。
無理矢理ですが、既存のゲームで符合するのは「アステロイド」とかになるんでしょうかね。
生き残りの激しさとか、クリーチャーのキモカワイさ、なんか分かんないけど面白いって感じがイイです。
そしてだんだんと大きくなると、世界が目まぐるしく変わる演出もダイナミックで、愉快です。
ちょっと画面を見るだけで楽しそうな感じが伝わるのでは。
2 クリーチャーゲーム背骨が出来、足が生え、地上に上がることで新たなステージに。ついでにゲームも3Dに進化。
ここは一部の3DMMORPGの様な雰囲気なんでしょうか。
敵を釣ったり、移動しつつ狩りしたり、装備の様に身体を進化でカスタマイズ。そこはかとなく似てます。
ここが一番楽しいって人も居るかも知れません。
3 集落ゲーム知能を持つ事で原始時代が到来。他の部族と生き残りをかけます。
ここでリアルタイムストラテジーにゲームも進化。結構あっさりとですが、RTSそのままです。
4 文明ゲーム近代。ここからさらにゲームも進化して、リアルタイム版の「Civilization4」ぽくなる。
実際、元Civのスタッフも関わっているとかいないとか。町の建物や戦闘機、車をカスタマイズするのは、
生き物時代よりも個人的に楽しいし、奥深い気がします。かなりとことん好きにいじれる。
こう云うののデザインに凝っちゃう人はゲームが進まない位になっちゃうんじゃないでしょうか。
なんか、色々なジャンルで何かっぽいのも作れると思います。
アニメ、ゲーム系とか、実際の兵器ぽいのとか、かなり細かく再現できそう。
若干此処まで来るとダレてくる人も居るでしょうが、大丈夫!
ICBMを撃てば一発でクリアできるようになっています。どんだけ分かってるんでしょう。
5 宇宙ゲームここが本編なのは言うまでもないでしょう。
広大すぎる。今までの世界が急激に(正にビッグバン的に)広がる様をシームレス(って言っていいのかな?)に見せ付けられて、星の外に放り出されたとき、そして億千の星の存在を見た時、かなり愕然とする事でしょう。
(その見える限りの全ての点の様な星系に幾つもの惑星があり、その全てが全て訪問出来、全てが今迄自分が居た星と同様の存在である事を考えると・・・)
今までの苦労は、全てコレを見せる為の演出なんだ、だから微妙に底が浅かったんだ!
と、感動することうけあいです。
いきなりやれる事が山盛りになり、やり込み具合が半端無くなるのも、こっからだぞって事だし、
もう、なんていうか、この視野のデカさ、流石です。
そんな感じのこのゲームなんですが、
まあ、一言で申しますと、シムアントからシムシティからシムアースまで、
全てを本気でひっくるめた、正に集大成、シム宇宙版としか言いようの無い空前の
幕の内弁当的作品です。
だから、海外ゲーム批評やアマゾンレビューもそうだったんですが、
一個一個のステージの品質に文句を言っちゃいかん。そりゃRTSなら「エイジオブザエンパイヤ」や「ウォークラフト」シリーズをやったほうが完成度が高いのは当たり前。
シミュレーション部分でやり込みたいなら「Civ4」をやればいいだけの話。
この「SPORE」では、それらが全て繋がって、宇宙ステージで最初の最初に繋がるって事こそが大事なんだから。
※
(最初に繋がるの最初てのが上にもあるタイトルロゴの事だと分かった時が何かのスタートライン。)まあ、それぞれのゲームがライト向けって意見に関しては、確かにあると思うけど、
正確にはゲームをそんなやってない人にも面白さが伝わり、マニアな人にも愉しみ方がある、そんな感じでしょうか。
人によって好きなステージを好きなプレイで楽しめるってのはいいよね。
戦争するのも平和的になるのも自由。クリアの仕方だってどんなにダラダラやってもなんとか出来るし。
そんなこんなで我が外宇宙の厄災こと、クリトルリトル人も、めでたく宇宙に出たとたんに侵略始めてw
多くの星系、太陽系の民族に、恐怖と太古の呪いを与えるべく出発した訳ですが、
今後、宇宙編でどれだけ遊べるのか、
宇宙の中心にはどんな踊る肉隗が笛の音の中寝ているのか、(意味不明)
興味は尽きません。
本当に、ゲーム普段してない人にこそオススメしたい。カワイイクリーチャー創りにうつつをぬかすのでも結構。
あらゆるレベルで興味を持つことが可能なゲームなんじゃないかと思います。
有る意味全てを内包する事をこの一作で擬似的にでも成し遂げようとした俯瞰的センスは流石シムシリーズ生みの親。
今後、これよりも大きなワクを持ったゲームは登場することが出来るのかなとか心配しちゃったりします。
シムアースが出た時も驚いたけどなぁ。(実際ワクドキでやってみたら、ゲーム的にはアレだったんだケドw)
そんなこんなで、
もしプレイに興味がある方、そんなにハイスペックじゃなくても出来るし、
ゲームそのものも”難しい”でちょうどいいくらいのヌルさがあるので、気軽にやってみるのがいいと思います。
もしも、ダウンロードなりなんなりで、クリトルリトル星人にあったら宜しくどうぞ。
めちゃめちゃ血を好む悪魔的文明ですが。
今更だけど、外宇宙の邪神だったら宗教国家にしたほうが良かったかなぁw
宇宙面から急に、喧嘩売るとキツいので大変です。やりたいこと、行ける場所は山ほどあるのに戦に手一杯ですw
あ、そうだ、最後の宇宙面はトレッキーにもかなりオススメw
やれる事がかなりそれっぽいし、戦艦ももちろんそれっぽいのが創れるw
そんな感じで、でわまたしばらくやりますので。スポアー。(あいさつ)